それでは、2日目。縄文杉に会いに行きます。



「荒川登山口」というところから登ります。(9)
こういうトロッコ道をひたすら歩きます。(10)



このトロッコ道、もともとは杉を伐採して、運ぶための
ものです。
いまでもたまにトロッコが通るそうです。


古いトロッコから新しい杉が生えていました。(11)
鉄から芽がでるんだね〜。



途中、足がすくむような橋がけっこうあります。(12)



1時間半くらい歩いて、休憩場所へ。
こんな山奥に昔は小・中学校があり、500人くらいの人が
生活していたそうです。(13)
右の人はガイドさん。
かっこいい人でした。(ぽ)



いろんな大きな杉を見ました。
たいていの大きな杉には他の植物が着生していて、
複雑な形になっています。
中が空洞で人が入れるものもよく見かけました。(14)



あと、屋久杉というのは、何千年単位で生きているもののこことです。
何百年単位だと、小杉というそうです。



もののけ姫」のししがみ様(?)か何かのモデルになった木。
ほんとに生き物のようです。(15)



屋久シカさんにはよく出会いました。
人をこわがらず、カメラにおさまってくれました。(16)



ひたすらトロッコ道を歩くのですが、ガイドさんがいろいろと説明を
してくれるので、退屈せずに歩けました。



大きな切り株をけっこうみかけました。(17)
江戸時代に切り出されたものだそうです。




そんなこんなで、トロッコ道の終点にようやく到着〜。(18)




縄文杉までの5時間の道のりの中に唯一トイレのある場所です。
トイレも渋滞でした。。




ここから先は本格的な登山道です。
かなり険しいみたいなので、靴の紐を締めなおしたり、
服装を整えたり、気を引き締めます。



休憩が終わったら「地獄の1丁目〜4丁目か5丁目」と呼ばれる、
急な岩場とか階段の連続でした。



息が切れまくりでしたよ。



また屋久シカちゃん発見。(19)



そして、ウィルソン株の所で一息。(20)
みんな疲れて笑い忘れております。



このウィルソン株の中に入って、上を見上げると、きれいな
ハートの形になっていて、中は混雑していました。(21)



屋久杉というのは油分が多くて、切り株になったり、倒れて
死んじゃったりしても、そこからまた千年とか腐らずにいるそうです。




そこからまた新しい杉が芽を出して、大きくなったころに、下の杉が
朽ちて無くなって、中が空洞だったり、3本足で立っている状態になるそうです。



スケールの大きな話だなぁ〜・・。






いろんな形の木がありましたが、めずらしいのを発見。
ガイドさんたちから「メデューサ」と呼ばれているそうです。(22)



ロッコ道が終わって1時間半くらい歩いたところで、お昼休憩。(23)
ガイドさんがお湯を沸かして、即席のお味噌汁を作ってくれました。
うめ〜〜。となりました。



ちょうどこのころから、あまあしが強まって、土砂降りになってきました。



レインジャケットを着て、さらに傘をさして、山道を登りました。



世界自然遺産は日本では3ヶ所だけです。(24)




夫婦杉といって、高い位置で合体してしまった木です。(25)



杉にはたいてい、通称「絞め殺しの木」というやつが着生してるみたいです。(26)
本名忘れました・・。



殺しはしないけど、すぐだきついちゃうらしい。





そんなこんなで縄文杉に到着〜。(27)




とても威厳のある容貌をしていました。
さすがに大きいです。。。




到着した頃、また土砂降りの雨でした。



雨の中記念撮影。(28)



そして登山者の多いこと・・。
ムードに欠けたなぁ。



みんなカラフルな服着てるし。




ま、そんなことはおかまいなしに、時間のゆるす限り、縄文杉をひたすら
眺めていました。






縄文杉を堪能したので、あとは帰り道。
達成感はありましたが、そこからまた5時間です。



達成感にはまだ早い感じですな。




帰り道にも屋久シカちゃん。
お互いを舐めあっていました。



かわうぃ〜。







と・・・まぁ、あとは歩くのみで、写真は特にないです。
帰り道のほうが、下り坂なので、危ないし、膝ががくがくになりました。




朝5時にホテルを出て、夕方5時半にホテルに到着。




いやいや、疲れ切りましたよ。




ホテルについて即お風呂に入って、ストレッチして、夕食。




屋久島の名物、とっぴーの刺身。
頭の部分乗せないで欲しかったです。(30)




さすがに、お酒飲みました。
お料理も一日目よりはるかに豪華に見えました。





翌日のことは写真だけ載せておきますので、ぜひごらんください。




なんだか淡々と書いてしまいましたが、こんな感じの旅でした。




まだ見ていない場所もあるし、またあらためて、将来大切な人と行きたい
場所になりました。